福来友吉博士については、本、マスコミなどで一度はお聞きになったことがあるかもしれません。
ここでは、福来博士のお仕事を少しだけご紹介しましょう。福来博士のもっとも体系的な著書といわれる「心霊と神秘世界」をもとにします。
福来博士(1889−1952、略歴)は1910年(明治43年)に“念写”を発見しました。
念写とは
写真機を使用することなしに、,即ち光をあてず、心に念ずることによって写真のフィルムに感光と同じ効果をあたえるのが念写である。念写は次のような特色をもっている。
(a) ある程度は希望したとおりの像が念でされる。
(b) 重ねあわせた何枚かの乾板(またはフイルム)にそれぞれちがった像が念写されることもある。
(c) 一度念写されると全く同じ像がくり返して念写されることもある。
(d) 陰像と陽像とどちらも念写されることがある。
では博士は念写現象にどのようにして気がついたのでしょう。それは透視の実験と深く関係があります。
そのあたりを博士ご自身の著書「心霊と神秘世界」から紹介しましょう。
福来博士は1910年以来、念写の能力をもった長尾郁子、森竹鉄子、高橋貞子、武内天真、渡辺偉哉、三田光一などについて研究しました。
では、これらの実験を博士は単に不思議な現象だからやっていたのて゜しょうか。答えは全く違います。非常に深い考えがあったのです。
博士の考えの一端を
「心霊と神秘世界」序文
同書本文の一部(命我について)
福来博士の生命論(一部)
そして
によってご紹介します。
また博士の主な著書もご覧下さい。